ウインドミルが回れる理由/原理とは
ブレイクダンスのウインドミルという技は
「開脚をしたまま、背中と手を軸にして回転する」という動作である
かつ
「あおむけとうつぶせを繰り返す」という動作が加わる
そもそも初心者の方は回転する意味、原理がわからないであろう
に注目すれば、なぜ回れるのか理解ができる
まずはいきなり練習に入る前に、理解してから取り組んでみてはいかがだろう
「腰が頭より高く位置する」から返せる
「あおむけからうつぶせになる」動作
俗に言う「返し」
これが出来ずに挫折する人も多い
筆者もテレビでやっていたウインドミルを真似て、芝生で1年くらいやったけど出来るようにならなかった高校時代がある
(田舎で誰も教えてくれる人やYoutubeもなかったので)
なぜ回転できるかというと「返せるから」である
なぜ返せるかというと
「腰が頭より高い位置に来るから」である
その3パターンを抜粋したので解説していく
頭軸「頭と腰の関係が90°」
・背中をついた時にヒザをなるべく胸の方へもってくる
(腰をくの字に曲げるので「つぶす」という表現をすることが多い)
・背中をついた時に、後頭部も床についている
・返す時に「頭と腰の関係が90°」を目指す、ほぼ頭軸になる
(イメージは3点倒立にもっていく)
・最もスピードが少ないウインドミルが可能
(遠心力に頼らず、軸だけで回すイメージ)
チェアー軸「頭と腰の関係が45°程度」
・軸がチェアーなので、頭とチェアー(手と腹筋)付近が軸になる
・返す時に「頭と腰の関係が45°」程度になる
(チェアーを崩して入り、チェアーにのせようとするとこの軸になる)
・初心者がウインドミルを返す際に最も使われる練習手法でもある
・とにかくチェアーに持って行きさえすれば、一周は返せる手法
・チェアー手が入る空間を腰と床の間につくる必要がある
(頭軸と同様、頭を床に近づけることで腰の高さを出すとやりやすい)
スピード優先「頭と腰の関係が25°程度」
・しっかり足を遠くにふって入り、勢いをつける
(あえて動画ではチェアーを使わずに遠心力を使って入っている)
・背中をついた際に遠心力を感じられる状態をつくる
(返さない場合、その場でバックスピンが数周できるとよい)
・返す時に「頭と腰の関係は最も低い25°」程度になる
(軸をつくってから返すのではなく、勢いをつくって返すと軸ができる逆パターン)
・返す時は両手だけに軸ができる、チェアーや頭軸にのせない
共通していること
・返す時に、頭を床に近づけるということ
・頭を床に近づけた分だけ腰が天井側にひっぱられるということ
・スピードをだすほど、返しの時に腰は低くなる
・スピードをださないほど、返しの時に腰は高くなる
Youtubeでも詳しく解説/ウインドミルが回れる理論
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