【ブレイクダンス初心者おすすめ】超入門ウインドミル講座 解説

2017年に作成したウインドミル講座を解説していきます

超入門ウインドミル講座 – how to basic windmill

超入門ウインドミル講座 – how to basic windmill

■【はじめに】

2010年に作成したウインドミル講座から7年、、地元でいろんな人にウインドミルを教えてできるようになってくれたので、そのノウハウや新しいアプローチ方法を公開

・いきなり床で開脚してぐるぐる回るってのは、素質がある人はすぐできちゃったりするんですが、普通の人はそうはいきません

・事実自分がそうでした、ウインドミルできるようになるまで1年以上かかりました

・逆に言えば、出来ない人がなぜ出来ないかの感覚もよくわかります

・この動画では、まず下半身、上半身、支え、崩し、返し、などどれだけ負担なくひとつひとつの意識をマスターできるか?に着目して紹介していますので以下にタイムラインに沿って解説していきます

■【導入編】〜0:15


・特にジャージ、上半身のジャージ着用、これ重要と思います

・素材はポリエステル100%で、少し厚手のやつなんかがおすすめです

・サイズもでかすぎると床にひっかかる感じが出て来るので、自分の体型に対して標準サイズのものがいいと思います。

・どうしても背中や肩や腕が床に擦れるので、その摩擦を軽いものにしてくれるジャージがよいです

・アディダス、ナイキ、プーマ辺りがbboy的には人気ですね。

・特に私はアディダスオリジナルスなんか好きですが、お値段少し高めなので、練習用に使うだけであればスポーツ用品点で販売している汎用品で良いと思います

・玄人だとこちらのサイトで取り扱っているようなモックネックという、体にピタッとしためっちゃ滑る上着もオススメです

■【足の使い方】 ~2:20

 


・足を耳の方へ引っ張る、これ結構重要なんです

・ブレイクダンス全般に言えることなんですが、「ふともも、ひざ、足を一直線で結んだ棒(のイメージ)」と「耳」この二つが磁石のNとSみたいに引っ張り合うイメージ

・この固定ができると、固定したところを起点に遠心力を生み出すことができます

・ここではあえて座って楽な態勢でこのイメージトレーニングをオススメしています

・ウインドミルをぐるんぐるんに回ってる人は、回りながらこの「固定」をやっています

・トーマスでも、エートラでも同じ体の使い方をするのでパワームーブ全般に使える基礎的な動作になります

・前述したように、耳とふとももが磁石引っ張り合いみたいに固定できていると、もう片方の足が床と平行になぞるように蹴りにいけるのです

・天井から見ると、へそを起点にコンパスで弧を描くように足を蹴る動きになります

・この動きが遠心力を作り出す源になってくるので、案外重要です

・むしろこの動きをマスターすれば、バックスピンの入りにも応用が効くようになってきます

 

・実際にけった力を遠心力として体感してもらうために、少しばかり蹴った力でお尻を軸に蹴った方向に回ってみます

・交互にこの動きを繰り返して「耳とふとももの固定」を右側、左側とスイッチさせるイメージで入れ替えてみましょう

・ポイントは「ギリギリまでふとももを耳に近づけて固定しておく」ことです

・これができると、開脚で遠心力をつくる感覚の基礎が養えます

・寝転んだ状態で今までの動きをやるフェーズです

・今まではお尻を軸に回転させる感覚があったと思いますが、寝転んだ状態だと、お尻軸ではなく、背中軸に回転するようになります

・「固定足」と「蹴り足」があったと思いますが

・寝転んだ状態でのポイントは「蹴り足と同じ方の手」でしっかりと床をつかんでおくことです

・この画像で言うと、左足が床平行蹴り足で、左手はしっかりと床をつかんでいます

・蹴り足が耳の方へ近づいた段階で、手を床から離すと「耳とふとももの固定」のスイッチが上手くいくようになります

■【上半身の使い方】 〜4:43


・上半身の使い方です

・寝っ転がる、手をパーにして開く、わきをしめる

・わきをしめる、これが結構重要です、ウインドミルは背中をついた状態から一瞬両手に体重を乗せた状態になります

・そのときにわきをしめていないと、体重移動がスムーズにいきません。わきをしめていれば背中と手が最短距離にあるので、体重移動が最も楽な状態になります

 

・寝転んだ状態から横地面を向いて両手で床をキャッチ

・慣れてきたら体を持ち上げる

・片方の手を下に持ってきて体を支える
(支え方はこの後に説明が入りますので、ここは参考程度です)

 

・特にこの画像の左足のように、天井に足の裏を見せるように上側固定させるとよいです

・腰も天井側に引っ張られて、軸手(ここでいう左手)がお腹と床の間に入る余地ができます

・「頭より腰の方が高い位置にある状態」これ重要です

・腰の位置に高さがないと、やはりお腹と床の間に手を入れる空間がとれないので重要です

・「頭の位置を下げると、腰の位置があがる」というのがポイントです

・ここでは試しに足をつかずに返していますが、頭が低く、腰が高い位置にあるっていうのがよくわかると思います(これは参考の動きなので、いきなりこれを実践しなくて大丈夫です)

■【体の支え方と崩し方】 〜6:02

・両手をパーにしてひらく

・片方の手(画像では左手、左回りの人は左手)のつめ先は床側に向ける

・軸手(画像では左手)のひじをおへそ横に固定

※この状態で両手で壁を押してみると、軸手を腹筋で支える感覚がわかると思います

・両手、両足、頭と、5点で床をとらえます、一番楽な状態になります

・初心者の方で、まずチェアーが出来ないって人はこの5点支持をする、というのを目標にするとよいと思います

・軸手と同じ足をあげると、5点支持が4点支持になります

・この時上げ足側の背中を張る、反らせるイメージを作るとやりやすいです

・もう片方の足も、ちょっとだけ上げてあげます。一気に両足とも浮かそうとすると初心者には負荷がキツイので片足ずつ浮かす感覚を攻略していくとやりやすいです。

・両足とも浮かして保持できるようになると、上イメージのように軸手(ここでは左手)にしっかりと体重が載るようになります

・足を床にずりながらゆっくりとうつぶせ状態に持っていきます

※ウインドの入りは、本来はチェアから足をふって背中まで持って行くのですが、いきなりその動作をやろうとすると、腰を強打したり、落下運動が激しく背中を打ったりすることがあるので、あえて分割して説明しています

・ひざを使ってスライドさせる、この練習方法は意外と有効だと思います。特に落下運動になってしまう人はスライドさせながら体重移動をするっていう感覚を身につけるのがポイントです。

・ウインドって要は落下運動に、遠心力を加えることでスムーズな螺旋運動に変換するっていう動きなので、落下を極力、スライドする力や遠心力で引っ張られる力で分散してあげる必要があります

・上記までの動きができるようになったら、次は片足だけ意識します

・チェアからうつぶせに落とす際に、片足の裏を天井に向けた状態で落とすだけです

・ここからは、冒頭で実施した足の使い方と同じことをします、ここまで分割したものを練習していると、実は全て点と点が線で繋がっているということが実感できてきます

・返しと崩しが繋がってくるので、いきなりスピーディーにやらずにゆっくりやってみて形を覚えて下さい

返しがうまくできない人はウインドミルの返しが必ずできるようになる方法の記事を参考にしてください

基本は以上になります、ここから後半の動画は基礎をやりこんだ上でのヒントや若干応用なので、まずは基礎をやりこんでみてください

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